唐突な話になるが、先々週のNHK大河ドラマ「風林火山」である。
長尾景虎が突然、出奔して高野山に引き篭る。理由は家臣達が互いに争い、景虎の命に従わず、家臣団の統制が取れないからであるという。しかし、家臣達は景虎に領主の地位から退かれると、越後そのものがまとまらないから、領主の地位に戻ってくれるよう嘆願する。家臣団の望みを聞き入れた景虎は越後の領主に復帰するが、以後,求心力は高まり、景虎は強固な支配権を確立する。
というものであるが、小沢一郎はこのドラマを見たのではないか。ここ数日の政局が、あまりにも、この筋書き通にいきすぎている。もっとも、長尾景虎は支配力を強化したが,小沢一郎は、なお、不透明である。