日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
by nogi203
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さあ 世界史を語ろう。 第228回 辛亥革命

 中国は広大である。広大であるから、中央の目が地方にまで届かない。だから、地方ボスがはびこって地方を支配する。中央政府も統治力に限界がある以上、ある程度のことは容認せざるをえない。ある意味、共存関係にあったといってもよかろう。
 ところが、清朝政府が外債購入の代わりに外国に鉄道敷設権を与える契約を結ぶと、、地方ボスは地方での既得権が侵害されることを恐れることになる。その結果、地方ボスは大きく方向転換し、清朝政府との共存関係を破棄し、逆に清朝政府の打倒を政治方針とするようになる。
 その時、ちょうど三民主義を唱え、中国の近代化を訴える孫文という理想家がいた。地方ボス(郷神=科挙に合格したが官吏にはならず、地方で権力を振るっていた者達)は、その孫文を担いで辛亥革命を成し遂げるのであるが、もとより三民主義に傾倒しているわけではない。だから、孫文の理想が袁世凱によって、次々に崩されていっても、彼らは何の援助も与えない。彼らにとって大事なことは、自らの地位と資産を守ることであり、民主主義とか議会政治、あるいは憲法制定などというものは、どうでもよいことでだったのである。そのような国の政治に日本は介入していったのであるから、まさに泥沼にはまり込んだといってもよかろう。
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by nogi203 | 2006-01-23 13:53 | 歴史分析
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