日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
by nogi203
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さあ 世界史を語ろう。 第82回 イスラム創生

 安定した社会秩序の形成は、国家の最も重要な責任である。そのためには国家は法律を創り、予算を組んで政策を実施することになる。しかし、それは当然に巨額のコストを必要とする。そのコストをできるだけ少なくすることができれば国家にとって、これほど理想的なことはない。イスラムとはまさに、そうした社会秩序形成のための社会的コストをできるだけ少なくするためのシステムといえるのではあるまいか。
 イスラムとは献身を意味する言葉であるという。その献身を実現するため、イスラム社会は平等と相互扶助を社会的規範として共有している。その社会的規範は厳格であり、厳格でなければ社会的規範としての維持は困難である。そして、その維持を支える要件としては、なによりも公平であることであり、公平であるためには特別な人々への特別な取り扱いは絶対に許してはならない、と規定する。
 それゆえ、イスラムには神への仲介人であるとか、神の祭祀権を独占している部族とか、自らが神格性を備えているなどという人々は存在しない。彼らも我々同様、神に直接仕える存在であると規定するところに公平感、平等感が生まれ、相互扶助への主体的活動も生まれてくるというものである。そして、そうした考え方を生み出す元となったものこそ、マホメットが商業貿易の中心地であったメッカで目撃した、貧富の差の激しい社会の現実ではなかったか。
 普通、西洋合理主義の考え方からすれば、それは、社会革命や政治革命に向かうものであろうが、マホメットはそれをイスラムという共同体社会として認識させることによって、より低コストの社会への転換を図ったと解せないか。そして、その方がイスラム社会にも受け入れられやすかったともいえよう。
 かくして、イスラムは政教一体となってアラブ社会を席巻していくのであるが、このことは政治と宗教で人への支配権を棲み分けていた西洋社会にとって、新たな社会秩序混乱への誘発をもたらす要因として受け止められるであろう。となれば、そこには、社会秩序形成へのあり方をめぐってキリスト教とイスラム教との宿命的な争いのたねが蒔かれてことになるであろう。
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by nogi203 | 2005-04-29 13:56 | 歴史分析
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