日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
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さあ 世界史を語ろう。 第50回 貨幣の蓄積

 古代・中世において貨幣をえるには、貿易によるのが最も効果的であったろう。しかし、貿易といっても、有利な条件が必要なのはいうまでもない。ヨーロッパの場合、有利な条件とは地中海という天然の道を利用できるということではなかったか。ところが、サラセン帝国の勢力が拡張したことによって、ヨーロッパは地中海を利用するという利点を失ってしまった。つまり、ヨーロッパは貿易上利益率の高い東方貿易において、不利な条件を抱えたまま貿易を行うしかなくなったということである。
 となると、ヨーロッパには有利な貿易によって貨幣を蓄積するという道が閉ざされたことになる。貨幣が蓄積されないとなると、最も困ったことになるのが領主層である。領主は領地を統治するのに官僚組織を必要とするが、官僚には労働の対価として、何らかの報酬を与えなくてはならない。それが貨幣で充当できるのであれば、領主としては望ましいのではあるが、その貨幣がないとなれば、自らの領地を分け与えなくてはならないことになる。
 ところが、領地を分け与えてしまうと、与えた者の言い分をも統治の中に取り入れていかなくては安定した統治が維持できないことになってしまう。それは言いかえれば、領主の統治権を弱体化させることでもあり、強力な統治を実現できない状態がいつまでも続くということでもある。
 さらに、領地の管理には官僚に代わって、領主権を執行してくれる者が必要である。領主はその役目をローマ教会の聖職者に委任するのであるが、聖職者の任命権はローマ教会にあり、その点でも領主はローマ教会に従属させられることになる。これでは、中世ヨーロッパの封建領主は領主権の伸張にいくつもの制約を課せられているということになる。
 こうした閉塞状態を改善し、封建領主がその地位を回復するには、地中海に代わる貿易上有利な条件を、自らの力で獲得し、それによって貨幣を蓄積するしかないであろう。
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by nogi203 | 2005-03-13 10:54 | 歴史分析
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