日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
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ある労災認定。

 昨年10月,厚木労働基準監督署がある労災認定を行っていた。
 電気設備会社に勤務していた男性が,作業中に使用していた有機溶剤が原因でめまいや頭痛を発症するようになった。その後,化学物質過敏症で視力が低下し,視野が狭くなる中枢性眼球運動障害と診断された。男性は労災で障害認定され、一時金約350万円の支払いを受けたという。
 一時金ということは,障害等級は8級以下ということである。では、何級なのか。
 労働者災害補償保険法施行規則、別表1の障害等級を見ると、第9級の3に以下のように書いてある。
 「両眼に半盲症,視野狭窄又は視野変状を残すもの」
 視野が狭くなる中枢性眼球運動障害と診断されたのであるから、おそらくこの第9級の3に該当し,一時金約350万円の支払いを受けたのであろう。では、約350万円の支払いを受けたというのであれば,この男性はいくら給料および賞与を貰っていたのであろうか。それを計算してみる。

 障害等級9級で受けられるものは以下の通りである。
 労災からの保険給付として,障害補償一時金が給付基礎日額の391日分。(給付基礎日額は労働基準法12条の平均賃金に相当する額であるから、被災前3ヶ月に支払われた賃金総額を当該期間の総日数で割った額となる。)
 労働福祉事業から障害特別支給金が,第9級で定額50万円。
 同じく労働福祉事業から障害特別一時金として、算定基礎日額の391日分。(算定基礎日額は被災日以前1年間に受けたボーナスの総額を365で割った額である。ただし、ボーナスの総額が給与の年額の20%に相当する額を超えるときは,給与の20%を算定基礎年額として、それを365で割った額を算定基礎日額とする。)
 以上の3つを合計した額が約350万円であればいいわけである。

 給与および賞与の推定額をいくつか設定し、その推定額に基づいて計算してみると,給与29万円,賞与87万円(給与の3ヶ月分)とした場合、一時金支給額が約350万円に近くなる。計算式は以下の通り。

 290,000円×3÷90=9,667円(当該期間3ヶ月の総日数を90日と仮定する)
 9,667×0.6=5,800円(1日分の補償は給付基礎日額の60%)
 5,800円×391日=2,267,800円(障害補償一時金)

 定額500,000円(障害特別支給金)

 290,000円×12ヶ月=3,480,000円(給与の年間総額)
 3,480,000円×0.2=696,000円(給与総額の20%)
 賞与総額87万円は給与総額の20%696,000を超えているので、696,00を算定基礎年額とする。
 696,000÷365=1907円(算定基礎日額)
 1907円×391日=745,637円≒745,600円(障害特別一時金)

 2,267,800円+500,000円+745,600円=3,513,600円

 厚生労働省の民間給与実態統計調査というものによると、平成20年の男性の平均給与は533万円だそうである。これを給与および賞与にすると、給与35万円,賞与110万円でこの額になる。労災認定を受けた男性は、平均より給与および賞与の低い会社に勤務していたことになる。
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by nogi203 | 2010-02-24 15:22 | その他

外国人力士の在留資格。

 外国人が日本に入国すると、入管法の適用を受ける。入国した外国人が日本で働くと、在留資格による就労制限をうける。在留資格は現在27種類あるが、大相撲の外国人力士は、おそらく興行という分野で在留資格を認められているものと思われる。他に該当する在留資格はない。
 現役時代は当然、その在留資格に基づき相撲協会の力士として就労するわけであるが、現役を退いたあとでも、在留資格に基づいた分野であるならば、日本国内での就労は可能である。事実、外国人指針というものでは、在留資格に応じた再就職が可能となるよう必要な援助に努めるよう事業主に求めている。もっとも、力士の場合、日本に職業としての相撲団体は日本相撲協会しかないのであるから、現役力士としての就労は援助しようがない。援助するならば、他の興行分野での就労援助でしかないことになる。その分野での就労が困難であるならば、在留資格の変更を願い出て、許可を受ければ新しい分野での就労を求めるしかないということになろう。それでも、就労できないとなれば、あとは滞在期間の到来と共に、本国に返るしかない。これは、横綱、大関で引退しても同じ事であろう。
 ただ、永住資格を取るとか、日本人の配偶者等になる、などという事になった場合、在留資格に関係なく日本での就労が可能となる。朝青龍は永住資格を取っていたというし、白鵬は日本人の女性を配偶者としているから、どちらも日本での就労は問題ないことになる。ちなみに、永住資格の要件は 1、素行が善良であること、 2、独立の生計を営むに足る資産又は技能を有することとなっている。
 もっとも、永住資格をとっても年寄名跡を襲名して日本相撲協会に残るには、日本国籍を有することが必要である。日本人の配偶者になっても、国籍が本国のままでは相撲協会には残れない。外国人力士にとっては、大きなハードルと言わねばなるまい。
 労働基準法第3条は、労働者の国籍,信条,又は社会的身分を理由として,賃金、労働時間,その他労働条件について差別的取り扱いをしてはならないと定めているが,日本相撲協会の年寄規定は、この労基法第3条に抵触することはないのか。今まで提訴した力士はいないが,これだけ外国人力士が多くなってくると,、そのうち訴えるものが出てくるかもしれない。そのときこそが、日本相撲協会の正念場となるのではないか。
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by nogi203 | 2010-02-12 16:13 | 労働基準法の穴

どうなる、朝青龍。

 朝青龍の処分について考える。
 相撲協会の寄付行為施行細則では、懲罰については第95条において以下のように定められている。
 「年寄、力士、行司、およびその他協会所属員に対する懲罰は解雇、番付降下、給料手当減額、譴責の四種とし、理事会の議決により行うものとする。」
 給料手当減額、譴責は軽すぎるから、解雇か番付降下ということになるが、横綱は番付が下がることがないので後は解雇しかないことになる。しかし、解雇するには理由が要る。それも客観的に合理的な理由でなければならない。力士が泥酔して一般人を殴り骨折させたとなれば、客観的に合理的な理由というに十分である。だが、それだけでは解雇はできない。さらに、社会的通念上相当であるか否かが問われる。事件が刑事訴追されるようなことになれば、社会通念上相当と言えるかもしれない。しかし、すでに示談が成立しているとも言われている。示談が真正に行われたものであるのであれば、社会通念上相当というのは難しくなる。となると、解雇するのも困難ということになるのではないか。
 解雇が困難となれば、それ以外の処分としては除名がある。除名の定めは、寄付行為施行細則第94条にある。以下の通り。
 「年寄.力士、行司およびその他の協会所属員として、相撲の本質をわきまえず、協会の信用もしくは名誉を毀損するがごとき行動をなしたる者、あるいは品行不良で協会の秩序を乱し、勤務に不誠実のため、しばしば注意するも改めざる者あるときは、役員、評議員、横綱大関の現在数の4分の3以上の特別決議により、これを除名することができる。」
 朝青龍の場合、この規定がどんぴしゃりと当てはまる。朝青龍自身、現役の横綱であり特別決議での投票権があることになるが、それが自身の除名決議であるのは厳しい話といわざるをえない。そしてさらに、除名されると、退職金が支給されないことも退職金支給規定に定められている。以下の通り。
 「寄付行為施行規則第94条および故意による無気力相撲懲罰規定による除名処分を受けた者には退職金は支給しない。」
 しかし、このように定められてはいても、朝青龍にはこれまで横綱として相撲協会を支えてきたという抜群の功績がある。優勝25回という数字がそれをなによりも証明している。判例上、退職金を不支給とするにはそれまでの功績を抹消するほどの重大な背信行為がなければならないとされてる。今回の朝青龍の失態がその重大な背信行為に該当するか否か、という点で争いがあるかもしれない。となると、除名もまた難しいということになりかねない。
 となれば、あとは引退勧告である。引退勧告を受け入れてくれれば除名処分をすることもない、だから、退職金不支給の問題も関係ない、ということになる。問題は引退勧告権の所在である。確かに引退勧告権は協会内に置かれる相撲競技監察委員会に与えられている。しかし、その権限の行使は無気力相撲に対するものに限られている。朝青龍は無気力相撲を行ったわけではないから、この監察委員会による引退勧告権は使うことはできない。とすれば、あとは横綱審議委員会に頼るしかないのではないか。横綱審議委員会には以下のような役割がある。
 「本委員会は横綱推薦、その他横綱に関する諸種の案件につき協会の諮問に答申し、又はその発議に基づき進言する。」
 その他横綱の諸種の案件という部分を利用し、朝青龍問題について諮問することができるかもしれない。そこで委員会の方から引退勧告をしたらどうか、というような進言をしてもらい、それを朝青龍に伝える、という段取りである。もっとも、勧告を受け入れるか否か朝青龍の自由である。しかし、そのような勧告を受けて土俵に上がれるとも思えない。果たして、再び朝青龍の姿を土俵の上で見ることができるのかどうか、微妙な状況となってきた。
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by nogi203 | 2010-02-01 15:21 | その他