日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
by nogi203
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ホワイトカラーエクゼンプション

 日本の賃金形態は時間給系列によるものが圧倒的である。時間給、日給、日給月給、完全月給などがそうである。定期昇給も、その中に入るかもしれない。理由は,仕事の客観的な評価基準として、時間を用いるのが最も労働者の抵抗が少ないからである。しかしそれは、他方では、労働の質の問題を見過ごしにする恐れがある。
 グローバル経済の時代、国際間の競争が激しくなると,それでは労働コストが高いまま放置されることになる。特に,労働生産性が低いといわれる事務職においてはなおさらである。そこで、産業界は事務職に対して、賃金の評価基準を時間から創造性に転換しようとして、ホワイトカラーエグゼンプションなる制度を導入しようとするのであるが、ただ、今まで時間給系列の賃金形態に馴染んできた事務職サラリーマンは、急には受け入れられない。
 確かに、創造性を賃金評価の基準にするのであれば,労働時間を拘束していても意味はないし,自由な発想の妨げになるだけである。だからこそ、法定労働時間の拘束をはずした働き方を産業界は求めるのであるが,しかしそれならそれで、創造性を客観的に評価する基準を示してほしい。その基準が事務職サラリーマンにも納得いくものならば、従わざるを得ないであろう。しかし、そのような基準はもちろん示されてはいないし,これからも示される望みもない。だいいち、創造性を客観的に評価するなどということは不可能である。
 そこで、厚生労働省は、すでにホワイトカラーエグゼンプションを導入しているアメリカやイギリスと同じように年間収入を基準にして適用者を区別しようとするのであるが,アメリカやイギリスの賃金形態は職務給中心であり、日本の賃金形態とは基本的に異なっている。そこに、同じような制度を導入しようとしても抵抗が起きるだけである。
 厚生労働省はその抵抗を和らげるために、週休2日に相当する年104日の休日を確保するよう産業界に義務付ける方針を示して入るが,それだけの対策では不充分なのは明らかであろう。少なくとも,長期休暇を保証して事務職サラリーマンの健康保持に努めるべきではないか。そのためには、まず、ILO132号条約の批准ぐらいは行なっておくべきであろう。
 ILO132号条約とは、年次有給休暇に関する条約であるが,日本はまだ批准していない。その内容は、労働者は1年勤労につき、3労働週の有給休暇の請求権をもち、しかも、原則、休暇は連続したものでなければならないというものである。ホワイトカラーエグゼンプションの導入で健康被害が予想されるのであれば,これぐらいの予防処置は取っておかなくてはならない。
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by nogi203 | 2007-02-02 15:57 | 労働基準法の穴
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