日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
by nogi203
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確定拠出年金、掛け金の増額

 確定拠出年金には月額拠出額の限度がある。厚生年金基金や税制適格年金を実施している企業では、その額は月額18、000円であった。しかし、平成16年10月からその限度額は引き上げられ,23、000円になった。その結果、どういうことが起こったか。
 月額18,000円で30年間積み立てると,積み立て原資は648万円。
 では、月額18,000円を30年間、年3%で運用すると最終的な年金資産総額はどうなるか。こうした場合、年金終価係数という係数を使う。30年、3%の年金終価係数は49.0027である。すると、
 18,000円×49.0027=8,820,486円 という年金資産が積み立てられることになる。
それが、月額拠出限度額が23、000円になると、
 23,000円×49.0027=11、270、621円となる。
さらに、40年間、3%の場合で算定すると、年金終価係数は76.524となり
 18,000円×76.524=13、774、320円 であったのが
 23、000円×76.524=17、600,520円 となる。
いずれにしても、積み立て原資を大きく上回ることになる。

 この退職金としての受け取り額には,退職所得控除が適用される。
 その控除額の計算式は次のとおりである。
 
 勤務期間20年以下  40万円×勤務期間
 勤務期間20年超   800万円+70万円×(勤務期間-20)

 この計算式によると、30年間勤務した人の退職所得控除は
 800万円+70万円×(30-20)=1500万円
 40年間勤務した人の退職所得控除は
 800万円+70万円×(40-20)=2200万円 となる。

 この控除額が適用される限り,月額拠出額が18、000円から23、000円に引き上げられても,30年、3%、40年、3%、いずれの条件で運用しても確定拠出年金からの退職金としての受け取り額に税金がかかることはなさそうである。
 しかし、最近の税制審議において、退職金優遇税制を見直すという動きが出てきたことが気になる。優遇を見直すとすれば、その対象は控除額の計算式である。つまり、
 勤務期間 20年超  800万円+70万円×(勤務期間-20) という式である。見直すとすれば,このうち見直すのは、70万円×(勤務期間-20)という部分であろう。すると、すべての退職所得控除の計算は 40万円×勤務期間 になると思われる。
 となるとどうなるか。
 30年勤務、40年勤務の人の退職所得控除額はそれぞれ
 40万円×30=1200万円   40万円×40=1600万円 となる。
 40年間、3%で運用した場合は、月額拠出限度額が18、000円から23,000円に引き上げられた結果、支給額が非課税限度額を超えてしまう事になる。
 約1377万円が1760万円になって、1600万円を超えてしまう。
 この超えた額の2分の1に10%の税金がかかるのであるから。
 (1760万円-1600万円)×2分の1×0.1=8万円 の税金が徴収されることになる。

 拠出限度額を引き上げてほしいという要求はかねてからあったが、引き上げが実現したことの代償のように、退職所得控除の見直しということが提案されてしまった。その結果、退職所得控除をうけて税金がかかることはないと思っていたのが、かかる恐れが出てきたというわけである。江戸の仇を長崎で討たれたということか。
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by nogi203 | 2005-07-29 15:06 | 年金話あれこれ
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