日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
by nogi203
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JR西日本福知山線の列車脱線事故 その4

 今回の事故によって、労働者災害保障保険に保険給付を請求する場合、大部分の人が通勤災害としての保険給付を求めることになる。ところが、唯一人、業務災害として保険給付を請求できる人がいる。亡くなられた運転手の遺族の方である。
 運転手であるから、電車を運転することが業務であり、その業務の最中に事故が起こって死亡したわけであるから、業務起因性には何の問題もない。ただ、労働者災害保障保険法には故意に事故を生じさせた時には保険給付を行なわないとか(第12条の2の2、第1項)、重大な過失により死亡の原因となった事故を生じさせた時には、政府は保険給付の全部又は一部を行なわないことができる(第12条の2の2、第2項)という規定がある。
 今回の事故が故意であるとは考えられないから、問題は運転手に重大な過失があったか否かということであるが、原因がスピードの出し過ぎであるとすれば、その点について判断されることになろう。そして、重大な過失はなかったと判断されれば亡くなられた運転手の遺族の方に、遺族補償年金等の保険給付が行なわれることは、法の規定がある以上、阻止することはできない。
 さらに、問題はJR西日本に対する損害賠償請求権のことに及ぶ。
 通勤途中の方、あるいはその遺族の方がJR西日本へ損害賠償請求権をもつのは当然であるが、亡くなられた運転手の遺族に方も又、JR西日本に対する損害賠償請求権をもつとも解することができる。
 JR西日本と亡くなられて運転手との間には労働契約があったことは明白である。労働契約があれば、運転手は労務を提供する義務が生じ、JR西日本は提供された労務に対して賃金を支払う義務が生じる。それが労働契約締結に伴う基本的な義務であるが、労働契約締結に伴う義務はそれだけに留まらない。様々な付随的義務が発生し、その義務にいちいち対応しなければ、使用者は債務不履行責任を問われることになる。そして、そうした付随的義務の中に、今日、重要視されているのが安全配慮義務である。使用者としては、労働者を自分の指揮命令下において労働させることによって、事業収益を生み出しているのであるから、労働者の安全に配慮するのは当然のことである。
 とすれば、今回の事故において、新型のATSを設置していれば、脱線事故は防ぐことができたという数々の証言は、安全配慮義務を怠っていたという何よりの証拠となるであろう。従って、運転手の遺族の方はJR西日本に対して、損害賠償請求権をもつをいうことになるのであるが、提訴するかしないかは、あくまで遺族の方に意思ということになる。
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by nogi203 | 2005-05-14 11:27 | その他
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