日々の出来事から、思ったこと、感じたことを綴らせてもらいます。
by nogi203
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沈まぬ太陽。

 近年,個別労働関係紛争が増加している。増加している原因として,終身雇用制度の崩壊と労働組合の役割の比重低下があげられている。即ち,多少の不満はあっても、雇用が保障されているから、がまんする,あるいは、労働組合は社内の個別紛争は外部に持ち出すことはせず,内部で自主的に解決する、というようなことが、雇用の保障がなくなり、労働組合の組織率が低下したことによって、紛争が起こればすぐに外部に持ち出されるようになったということである。外部とは司法の場であり,ADR(裁判外紛争解決手段)の場合もある。
 個別労働関係紛争の一つに配置転換をめぐる紛争がある。そして、その配置転換をめぐる紛争と言えば,今,公開中の映画「沈まぬ太陽」の主人公のモデルとなった人物も配置転換によって苦難を味わったサラリーマンである。しかも、配置転換された理由が労働組合の委員長としての組合活動にあるという。組合活動を理由とした配置転換とは、不当な目的,動機による指揮命令権の発動であり,権利の濫用としてこれを無効とすることは、東亜ペイント事件で示されているとおりである。だから、「沈まぬ太陽」のモデルとなった主人公も訴えるという行動を起せば、配転命令を撤回させられた可能性もなかったとはいえまい。もっとも,東亜ペイント事件は昭和61年7月14日の判決であり,「沈まぬ太陽」の主人公のモデルとなった人物が配転命令を受けたのは昭和39年であるから、同じような内容の判決が貰えたかどうかはわからない。
 しかし、それにしても元労働組合の委員長であったという人物は、なぜ提訴しなかったのか。実は,それこそが昭和30年代ということではなかったか。昭和30年代、そしてそれに続く40年代というのは高度経済成長の時代である。終身雇用制度は確固たるものであり、企業別労働組合は労使紛争を表立てなかった。サラリーマンは愛社精神に満ち、多少の不満は胸の内に収め、我慢することを当然のこととしてきた。労働組合は社内の個別紛争は外部に持ち出すことはせず,社内で自主的に解決してきた。そのような中、労働組合の委員長としては,自分だけが外部に判断を仰ぐというようなことはできない。だから、不当な業務命令ではあっても,受け入れざるを得ない、というような時代ではなかったか。個別労働関係紛争が増加しているという事実は、まさにそうした時代が終わったという証明に他ならない。
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by nogi203 | 2009-11-11 15:01 | その他
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